流産にはどんな種類があるのかを紹介します。
・稽溜流産
・完全流産
・化学的流産
稽溜流産は、自覚症状がなく、お腹の中ですでに胎児が亡くなっていることを指します。
何らかが原因で胎児の成長が止まってしまい、心拍が確認できません。
そのため、胎児を摘出しなければならないので、ほとんどの場合手術する必要があります。
完全流産は、子宮内の胎児や胎盤など全てが、子宮外に出てしまう状態のことです。
その際、それらは血の塊となり、下腹部に痛みが生じ、出血します。
完全流産の場合、手術はほとんどなく、お薬を処方されることがほとんどです。
化学的流産は、「流産」と名前についてますが、厳密に言うと実は流産ではありません。
化学的流産は、妊娠する前の出来事なんです。
妊娠検査薬では陽性が出るのに、胎児が確認できず、普段と同じような生理がきます。
これを化学的流産といいます。
ちなみに自覚症状はありません。
流産後の妊娠では、再び流産が起きることがあります。
流産してすぐの妊娠は、流産しやすいのです。
ですので、流産後の妊娠は気をつけるようにしましょう。